『バンジョーとカズーイの大冒険2』(バンジョーとカズーイのだいぼうけんツー)は、レアが開発、任天堂が販売したNINTENDO64用アクションゲームである。英語での名称は Banjo-Tooie だが、日本語訳が「バンジョー次」となり語感が悪いため、日本ではこの名称に変更されて発売された。当時としては珍しいドルビーサラウンドを搭載し、ワイド表示(スクイーズ)にも対応していた。
2009年にはマイクロソフトよりXbox 360のXbox Live Arcade対応ソフトとしてネットワーク配信・販売が開始された。
ストーリー
前作『バンジョーとカズーイの大冒険』でグランチルダを倒してから2年の月日が流れたある日、バンジョーとカズーイは家でボトルズ・マンボとトランプを使った賭博を行っていた。次第にバンジョーが不利になってきたため、カズーイは「グランチルダが帰ってきた」という嘘をつき、ボトルズとマンボが窓の外を見た隙にボトルズの金を奪った。
その直後、突然大きな地震が発生した。外で何があったかマンボが見に行ったところ、地震の原因はクルクルやまに現れた巨大なドリルマシンであることがわかった。そしてその中から2人の魔女・ミンジェラとブラウベルダが登場し、2年前の戦いで生き埋めになったバンジョーの宿敵・グランチルダを復活させた。
これを見たマンボがバンジョーたちに知らせるべく家に戻ろうとしたところ、ミンジェラに気づかれ、グランチルダが彼を追いかけてきた。何とか家に着いたマンボはバンジョーたちに逃げるように言うが、先ほどのカズーイの嘘があったため、ボトルズはマンボの発言も嘘だろうと決め付けて逃げようとしなかった。グランチルダは復讐心に任せて魔法でバンジョーの家を破壊した。そして家に残ったボトルズは、魔法に巻き込まれて死んでしまった。
バンジョーとカズーイはマンボと共に、ボトルズの敵討ちをするためグランチルダたちを追いかけて冒険に出発する…。
主な登場キャラクター
バンジョーとカズーイの大冒険の項目も参照。
- バンジョー (Banjo)
- クマ。2年経って成長したためか、本作ではかなり声が低くなった。グランチルダを追って再び冒険に出る。
- カズーイ (Kazooie)
- バンジョーの相棒の鳥。相変わらず口が悪い。前作ではずっとバンジョーのリュックに入っていたが、本作は単独行動することもできるようになる。
- ボトルズ (Bottles)
- モグラ。前述の通りグランチルダの魔法に巻き込まれ死亡し幽霊になってしまう。ただしその状態でも、前作で習えるすべてのアクションを復習させてもらえる。終盤でバンジョー達が作動させたビッグブラスターで蘇生する。
- マンボ・ジャンボ (Mumbo Jumbo)
- まじない師。この2年間は魔法医科大学に在籍していた。本作ではグローボを渡せば一時的に交代してステージ間だけ操作ができるようになり、魔法(マンボマジック)を使ってバンジョー達を助けるが、ステージの外に出ることは出来ない。また、体力の最大値は「バンジョー&カズーイの状態−1」となる。前作ではどっちつかずの立場を取っていたが、グランチルダがバンジョーの家を襲ったのを期に全面的にバンジョーのバックアップをするようになった。前作と比べて顔が丸くなっている。
- ジャムジャー (Jamjars)
- ボトルズの兄で、モグラ軍隊の隊長。初登場時にカズーイから弟の死を知らされ、亡き弟に代わってバンジョー達に技を教える。カズーイに負けず劣らず口が悪い。モグラヅカに入っていたボトルズに対し、彼はハッチに入っている。バンジョーを「クマコウ」、カズーイを「ヤキトリ」と呼ぶ。前作とは違い、アクションを教わるには一定のオンプが必要である。
- フンバ・ウンバ (Humba Wumba)
- まじない師。このゲームでは数少ない人間キャラである。前作のマンボ同様、バンジョーたちを何らかの姿に変身させる。変身するにはグローボを渡す必要がある。マンボとはいわば同業者でありライバル。このためマンボとウンバの仲は悪く、マンボがウンバのテントに入ると追い出されてしまう(テント内にワープパッドがある場合も同様にワープ不可能)。
- グランチルダ (Gruntilda)
- 復活した悪の魔女。2年間埋まっていた為に体が骨になっているが、生きている。妹のミンジェラとブラウベルダによって助けられたのだが、仲はあまり良くなかったようである。前作での特徴的な喋り方はミンジェラに直すよう強要され、ストーリー冒頭の一部を除きほとんど見られない(英語版でも同様に韻を踏むのをやめている)。クイズ好きなところと、自分で主催したミニゲームをクリアされると素直にジグソーを渡す等、妙に律儀なところは変わらない。終盤にフルネームが明かされる。
- ミンジェラ (Mingella)
- グランチルダの妹。異常に細い体を持ち、スリムを通り越して不健康なレベルに達している。ブラウベルダと共にグランチルダの作戦の手助けを行う。表面ではグランチルダを褒めていたが、本心はグランチルダのことが嫌いだったらしい。タワーDEクイズでの解答の速さは驚異的である。英語版では語順を入れ替えて話すことが多い。
- ブラウベルダ (Blobbelda)
- グランチルダの妹。帽子は被っておらずグランチルダ以上に太っている。ミンジェラとはあれこれ正反対で、がさつな性格をしている。カ行をガ行に変えて話す(例:なくなった→なぐなった)。タワーDEクイズではあまり解答をしてくることが少ないので、頭は悪いようである。英語版ではミンジェラ同様、語順を入れ替えて話すことが多い。
- クランゴ (Klungo)
- グランチルダを最も尊敬しており、出世の機会や休日はおろか給料さえもないにも拘わらず、どんな命令でも忠実に実行する。前作はデモ画面のみの登場だったが、本作ではボスとしてバンジョー達と3回対決する。サブネームはそれぞれ「グランチルダのこぶん」「リベンジ」「なやみおおき こぶん」。彼は魔法こそ使えないが、自ら作った薬でパワーアップして戦う。言葉はすべてカタカナ表記。英語版ではつづりの「s」を伸ばして話す。終盤ではバンジョー達に3回も敗れ遂にグランチルダの部下を辞める事を決意する。
なお、今作は前作にいたチューティとブレンチルダは登場しない(ただし写真はゲーム内にいくつかある)。
仲間達
前作から引き継がれた仲間
- ジンジョー (Jinjo)
- 各地にバラバラに散らばっている、精霊と思しき生き物。ジンジョーむらに住んでいたが、ドリルマシンが村を通ったためみんな恐れて逃げてしまった。同色の家族を全員助けるとそれぞれの家のお宝であるジグソーピースをくれる。今作では一度のステージ巡回で全員助ける必要は無い。色のバリエーションは白・オレンジ・黄・茶・緑・赤・青・紫・黒であり、前作より増えている(グレーも存在したが、ドリルマシンに家ごとつぶされて死んでしまったためゲーム中では見られない。前作に登場したピンクは登場しない)。どこにどの色が配置されているかはランダム。本作ではミンジョーというニセモノも登場する。
- チイト (Cheato)
- 元々グランチルダの所有物であった魔法の本。前作でバンジョー達の手助けをしたことで、怒ったグランチルダにページを破かれてしまった。5ページを集めるごとに秘密の魔法(チートコード)を教えてくれる。
- みつばちの巣箱
- 各地に置かれており、壊すと3個のはちみつエネルギーが手に入る。本作では体当たりをしてくる目の赤いタイプも登場し、こちらは移動しないものより耐久力があり、壊すと2個のはちみつエネルギーが手に入る。前作で登場した蜂が群がっているタイプは登場しない。
注意:以降の記述で前作から再登場するキャラクターに関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
- コンガ (Conga)
- ゴリラ。本作では敵ではなく、ウィッチわーるどにあるビッグトップテントの支配人となっている。
- キャプテン・ブラバー (Captain Blubber)
- カバ。本作では水上バイクのレンタル屋を始めている。周辺で起こる事故によって経営状態が悪化している。
- ティップタップ (Tiptup)
- コーラス団の先生。自分の20匹目の子供が孵らなくて困っていた。それまでの19匹はすべてメスであるという。本作で3度目の共演。
- ボギー (Boggy)
- 白熊。前作ではそりのレースに熱中していたが、今作では新型テレビに夢中。その怠けぶりはひどく、ついに食料すら自分で捕らなくなった。
- グロッギー (Groggy) 、ソギー (Soggy)、モギー (Moggy)
- ボギーの子供。本作では遊園地に遊びに来たが、どの子もわがままで素直に親の元には戻ってくれない。グロッギーは太っちょになり、ソギーは女の子である事が明かされた。
- ゴビ (Gobi)
- ラクダ。前作で散々な目に遭ったために逃げ出して溶岩の世界を目指していたが、途中で捕まってしまいウィッチわーるどで見せ物にされている。解放後は溶岩の世界であるホットアイスやまのホットサイドにたどり着くが、やはりここでバンジョー達によって酷い目に遭う事になる。今作ではヒゲが生えて老人のような外見になっている。
- テューツ (Toots)
- キング・ジンガリンのペットらしき生き物。前作にもルビィのもとに似たような生き物がいた。グランチルダのビッグブラスターでジンガリン共々巻き添えになり目玉だけの状態になってしまうが終盤で元に戻る。
- ロッゴー (Loggo)
- 前作のマッドナイトまんしょんにいたトイレ。グランチルダによってむりやり剥がされ、本作のグランティさんぎょうに移し変えられた。従業員が酷い扱いをすることに対してうんざりしている様子。
- ディングポット (Dingpot)
- グランチルダにこき使われている鍋。本作ではアイテムを補充してくれる。前作同様汚く、カズーイに嫌われている。
本作初登場の仲間
- キング・ジンガリン (King Jingaling)
- ジンジョーの王様であり、ジンジョーむらの村長。語尾に「なのだ」をつけて話す。グランチルダのドリルマシンに驚いてジンジョーたちが逃げ出してしまったことでキックボール大会に参加できずに困り、バンジョーたちにジンジョーの連れ戻しを依頼した。この状況でキックボール大会のことを心配するなど性格は天然。ゲームの冒頭でグランチルダのビッグブラスターでゾンビにされてしまう。ゾンビ状態ではボス敵に関する事を教えてくれるが、近付くと攻撃されダメージを受ける。終盤で元に戻る。
- マスター・ジギーウィギー (Master Jiggywiggy)
- 全国のジグソードアの番人。頭がジグソーの形をしている。
- ジギーウィギーの信者 (Disciple of Jiggywiggy)
- ジギーウィギーの神殿の門番をしている。頭がジグソーの形をしている。
- スペッキー (Speccy)
- ボトルズの息子。おもちゃの飛行機で無邪気に遊んでおり父の死を知らない。ゲーム内では初登場だがバンジョーとは面識があるようだ。
- ゴグルス (Goggles)
- ボトルズの娘。ドンキーコングのパペットで遊んでいる。スペッキーや母と同じく父の死を知らないがその事で勘が鋭いような発言をしている。バンジョーアイのズームイン・アウトが行える「ビックリ・じっくりメガネ」をくれる。
- ボトルズ夫人 (Mrs. Bottles)
- ボトルズの妻。名前は明かされていない。子供たちと同じくボトルズの死を知らないが、終盤で生き返ったボトルズから知らされ、それを素直に受け入れている。
- シュッポー (Chuffy)
- 運行途中で脱線を起こしてしまった機関車。マンボの魔法で復旧させ、キング・コウルと話をつけると使用できる。今作では多くのステージに駅があり、これを使ってステージ間を直接移動できる。名前は「chuff:蒸気機関車の音」から。
注意:以降の記述で新キャラクターに関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
神克服不安を信頼する
- ロイステン (Roysten)
- キンギョ。クルクルやまのふもとでバーベキューをしていたらドリルマシンが通りかかった時に岩の下敷きになり、呼吸もまともにできない状態になっている。救出すると酸素メーターが増え、さらに「速く泳ぐ方法」を教えてくれる。とあるヒントボードでは彼が速く泳ぐ方法を知っているという事実が「伝説」として語られている。
- ヘッギー (Heggy)
- 林の中のタマゴやしきに住んでいる、太った鳥。前作のエンディングで紹介された「スペシャルなタマゴ」を持っていくとその中身を取り出してくれる。本人もこれを1個持っているが、高い棚に置いてしまい自分では届かなくなっている。
- ゴールデン・ゴリアテ (Golden Goliath)
- マヤヤンしんでんにある金色の像。マンボの魔法により操作できるようになる。無敵で、キックによる攻撃が可能。
- ストーニー (Stony)
- マヤヤンしんでんに登場する石のような生き物。直接会話しようとしても言葉が通じない(表記はすべてカタカナで、1文字おきに「シ」が入っている)。ストーニーの言葉は、ストーニー同士にしか分からない。バンジョーが変身するストーニーやキックボールの対戦相手であるストーニーとは外見が異なる。キックボールの対戦相手は牙が生えていて口調も攻撃的である。
- ワック (Wak)
- マヤヤンキックボールの予選での対戦相手のストーニーの1人。色などは不明。
- ジルベルタ (Dilberta)
- マヤヤンしんでんのけいむしょエリアに捕らえられているネズミ。オーゴン・ビルの相棒。
- スランバー (Ssslumber)
- マヤヤンしんでんのガラガラヘビのもりにいるガラガラヘビ。ジグソーを守っており、普段は寝ているが誰かが近づくとジグソーを飲み込んで隠す(誰かが近くを歩くと地面の枯れ木が音を立てるため、それにより近づくものに反応している)。一度ジグソーを取ると、二度と起きない。英語版ではクランゴ同様つづりの「s」を伸ばして話す。名前の「slumber」は「うとうとする」の意味。
- ウノゴパズ長官 (Officer Unogopaz)
- キックボール会場の門番。ストーニーに変身すれば会場に入れてくれる。会場は伝統あるスタジアムで、ここを守ることに誇りを持っている。賄賂などの不正はもってのほか。
- ブロータジン隊長 (Chief Bloatazin)
- お宝部屋でターゲザンのお宝を守っていたが、ウンガ・ブンガ族に盗まれてしまった。バンジョー達にお宝を取り返して来て欲しいと頼む。
- ボビナ (Bovina)
- ウシ。自分の畑をハエに荒らされている。言葉の所々に「モー」をはさむ口癖がある。名前は「bovine:ウシ亜科の」から。
- オーゴン・ビル (Bullion Bill)
- キラリンこうざんで相棒のジルベルタの身を案じている鉱山男。英語版の名前の「Bullion」は「金塊」の意味。
- カナリア・マリー (Canary Mary)
- カナリアのおばさん。キラリンこうざんの毒ガス調査のために、ガスの充満する部屋に閉じ込められていた。チャレンジが好きな性格で、壊れた乗り物などを簡単に直してしまう。助けたのをきっかけにスカイぱらだいすで再び出会うが、出会うたびにレースを挑んでくる。
- ハニーB (Honey B)
- 高原に住んでいる巨乳の蜜蜂(自称「女王蜂」)。ハニカムを持っていくと体力を増やしてくれる。最初は自らを「ハチミツのクイーン」と名乗るが、エネルギーを最大値まで増やした後は実はまだ見習いであった事を明かす。声は前作のブレンチルダと同じ。
- ボギー夫人 (Mrs. Boggy)
- 名前は明かされていない。3人の子供と遊園地に来たが、子供たちが迷子になってしまう。子供達のイベントが終わっているとホットアイスやまのボギーの家に帰って来ている。
- ビッグ・アル (Big Al)
- ウィッチわーるどでハンバーガーを売っているサイ。店員なのにバーガーをつまみ食いをしようとしている上、売り物のバーガーにくしゃみをかけている。それを抜きにしてもやたらと不潔な人物で、昔はトイレ掃除をしていたらしい。彼のバーガーはネズミの肉100%と合成チーズを使っているために健康に非常に悪い。
- ソルティー・ジョー (Salty Joe)
- ウィッチわーるどでポテトを売っているキツネ。作るポテトは油ぎっており味がなく、そのうえ名前の由来(salty:塩辛い)通り大量の塩をふりかけている。ワガママばかり言う理由で客を嫌っているため接客態度は悪く、ポテトを袋に入れる際のスマイルすらぎこちないため、練習をするようカズーイに言われてしまうほど。
- マダム・グランティ (Madame Grunty)
- 運命のテントで占いをしている、お仕置きが大好きな占い師。正体はグランチルダ。たまにアイテムの補充やエネルギーの回復をしてくれるが、高い確率でお仕置きと称して叩かれエネルギーが1つ減る。ただし極々稀にチートコードを教えてくれることがある。占いの結果に関わらず、その直後にしばらく店を閉めてしまうこともある。
- UFO (The Saucer of Peril)
- UFOライドの乗り物。ウィッチわーるどに行こうとしてキラリンこうざんで動けなくなった。ウィッチわーるどに着くまでは箱の中に入っている。
- ジョリー・ロジャー (Jolly Roger)
- 浜辺でパブを経営しており、リゾート地の市長でもある。最近では店のジュークボックスが故障し、パートナーまでもが突然いなくなった為に意気消沈している。部屋を借りるにはこのエリアでしか使用できない通貨が必要(ある方法で支払いを放棄することも可能)。
- メリー・マギー・マルパス (Merry Maggie Malpass)
- ジョリーのパートナー。水上バイクで遊んでいる最中に行方不明となった。実はビッグフィッシュに飲み込まれお腹の中で助けを待っている。救出後はジョリーのパブに戻る。
- ポウノ (Pawno)
- 骨董品屋を営む。貴重な品を販売しているが、ここでも専用の通貨が必要である。前作に登場したものも展示されているが、そのほとんどはガラクタであり購入はできない。
- キャプテン・ブラックアイ (Captain Blackeye)
- 自称「恐れ知らずの海賊で海のならず者」。船酔いをしてジョリーのパブで休んでいるが、酒を大量に飲んだ為かえって酔いがひどくなっている。1匹の熊が自分の栄光を盗んでいく夢を見て、その熊とそっくりなバンジョーを怪しむ。4回話しかけるとダブルンを2枚もらえる。
- トロッティ (Trotty) 、ピグル (Piggles)
- ジョリーのリゾートで遊んでいたブタの子供たち。プールで遊ぼうとしていたが、水が冷えて汚れたため、遊べなくなってしまい困っている。
- クリス・ハム・ベーコン (Chris P. Bacon)
- サカナのしんでんで写真を撮ろうとしているブタ。凶暴な魚に邪魔をされて困っている。
- アルハ (Alph) 、ベタ (Beti) 、ガンモ (Gammo)
- 燃料切れでアトランティスに不時着したUFOに乗っている宇宙人。ステッキらしき物を持ったアルハ・光線銃を持ったベタ・スパナを持ったガンモの3体。名前の由来はギリシャ文字の最初の3文字アルファ・ベータ・ガンマからと思われる。数々の台詞は、この世界の住民を下等生物としか思っていない節がある。言葉はすべてカタカナ表記。
- オーグル・ブーグル族 (Oogle Boogle)
- テリーのオアシスに住む原始人。ウンガ・ブンガ族に「ワルども」と言われて外出ルートをふさがれたため、物資が不足してしまい、貧しい暮らしをしている。
- ウンガ・ブンガ族 (Unga Bunga)
- オーグル・ブーグル族のライバルの原始人。ブロータジン隊長のお宝を盗んだ泥棒。「ワルども」は実際にはこちらである。
- スクロウティ (Scrotty)
- スティラコサウルス。スクラット、スクリット、スクルットの母親。子供がどれも問題を抱えている。
- スクラット (Scrat)
- スティラコサウルスファミリーの子供の一人。病弱。
- スクリット (Scrit)
- スティラコサウルスファミリーの子供の一人。ある日突然体が小さくなってしまい、女の子にもてないのが悩み。
- スクルット (Scrut)
- スティラコサウルスファミリーの子供の一人。親の財布からお金を盗んでシュッポーに乗ったきり、帰ってこなくなっている。
- チョンパザウルス (Chompasaurus)
- 首長竜風の恐竜。ばい菌によって腹痛に悩まされている。登場時のBGMはボス登場時と同じ。
- ディッピー (Dippy)
- のどがかわいている恐竜。深刻な水不足に悩んでいる。太陽の光に弱いため、自分の洞窟から出ることはできない。
- ワーカー
- グランティさんぎょうの従業員。服が汚れて困っている。1人だけ名前が明かされている(スキビー (Skivvy) )。
- サーベルマン (Sabreman)
- ホットアイスやまの探検家。アイスサイドで1984年から氷付けになっていた。元々はレア社がファミコン時代に出したゲーム『Sabre Wulf』の登場人物。
- ビガフット (Biggafoot)
- 巨大な足の持ち主。クランバーブーツを守っており近付くと攻撃される。自分の足の大きさには誇りを持っている。チリー・ウィリーの氷の弾で自慢の足を負傷し、痛がってどこかへ去っていく。
- アルハッテ (Alphette)、ベテッテ (Betette) 、ガンメッテ (Gamette)
- 行方不明になっているアルハ・ベタ・ガンマの子供。ジンジョー人形を持ったアルハッテ・ガラガラを持ったベテッテ・何も持っていないガンメッテの3体。名前の由来は親の3体と同様。言葉はすべてカタカナ表記。
- ミスターパンツ (Mr. Pants)
- ボギーの家のテレビに映っている人物。ウィッチわーるどにあるぶっつけカートのロビーでも、窓から彼の形をした星座が見られる。ゲーム本編では名が明かされないにもかかわらず、ミニゲーム「タワー DE クイズ」で名前を出題されることがある。実はレア社の別のゲームのキャラクター。
- ミルドレッド・アイスキューブ (Mildred Ice Cube)
- ホットアイスやまのアイスサイドにいる氷の塊。前作のチンカーにアイシャドーや口紅をつけた風貌で、ジンジョーを守りながらジョージが来るのを待っている。ジョージと会うまでジンジョーは返さないとのことだが…。
- ジョージ・アイスキューブ (George Ice Cube)
- スカイぱらだいすの崖で立ちすくんでいる氷の塊。ミルドレッドの夫。ある日ホットアイスやまのアイスサイドで妻と一緒に歩いていたら、吹雪で吹き飛ばされてスカイぱらだいすに飛ばされて来た。自分のいる崖の真下が妻のいるアイスサイドだと思い込んでおり、妻に会いたいが高所恐怖症のために飛び降りることが出来ずにいる。
- スーパースタッシュDX (Superstash)
- 自分の暗証番号を忘れてしまった金庫。ステージ各所のスイッチを押して暗証番号を教える必要がある。
- フローター・フロティアム (Floatus Floatium)
- 虫のような不思議な生き物。卵から生まれる。話すことはできないが、空気より軽いという特性があり、リュックに詰めると一定時間だけバンジョーを浮かせることができる。
- ガフォ (Guffo)
- スカイぱらだいすの巨大なゴミ箱型の建物の中にいる空き缶。本人はこの環境に満足しているが、衛生委員会から「清潔にしないと撤去する」という通告を受けて困っている。
- ミスターフィット (Mr. Fit)
- スポーツの達人。数々の陸上競技でバンジョーたちに勝負を挑んでくる。
- キャノンフラワー
- スカイぱらだいすの小島を行き来するのに使う花。花の中に入ると別の足場まで運ばれる。
アクション一覧
前作から引き継がれたアクション
以下のアクションについては前作を参照。ただし、後述の新アクション「セパレート」中に出来ないものもあるので、それについては各個解説していく。前作のアクションは全て最初から使える。○印はマンボ・ジャンボも使えるアクション。
- 歩く・走る ○
- しゃがむ
- ジャンプ ○
- 以上3つは名前通り。
- はばたきジャンプ
- バンジョーとカズーイが2人揃っている時・カズーイ1人の時(後述の「セパレート」使用中)に使える。カズーイ1人の場合、はばたく時間に制限がないので、どんな高い所からでも常にはばたきであれば落下ダメージにならずに助かる。
- とんぼがえりジャンプ
- 2人揃っている時・バンジョー1人の時に使える。バンジョー1人だと低い。
- カメラ操作 ○
- 今作では左右に視点変更する時、Cボタンを押した時間に応じて角度がゆっくり変わるようになっている(前作では1回押す毎に段階的に変わる仕様だった)。バンジョーの視点で観察が可能な「バンジョーアイ」が空中でも使える上、水中でもこの状態で泳げる。今作の仕様上、Rボタンを長く押さないと後方視点にできない。
- 木登り
- 2人揃っている時・バンジョー1人の時に使える。
- 水中のアクション ○
- 今作ではRボタンを押さなくても急角度に曲がれる。バンジョー1人だとスピードがやや遅い。カズーイの場合は水中に潜れない(水面を泳げるのみ)。
- ローリングアタック
- 2人揃っている時のみ使える。前作より隙が少なくなった。前作は攻撃中に直線にしか突進できなかったが、今作は攻撃中に軌道修正ができる。前作と違ってこのアクションをしている時は、カズーイが出て羽を抱えてローリングする。
- キツツキアタック
- 2人揃っている時のみ使える。
- くちばしアタック
- 2人揃っている時のみ使える。ローリングアタックと同じく、攻撃中に軌道修正出来るようになった。
- カズーイダッシュ
- 2人揃っている時・カズーイ1人の時に使える。カズーイ1人の場合は通常の歩行そのものがカズーイダッシュであり、しかもより早く移動できる。
- くちばしバスター
- 2人揃っている時のみ使える。今作ではくちばしドリル(後述)と操作方法が似ているため、Zボタンは短く押さなくてはならない。着地するまでの間にある程度落下地点修正が可能になった。
- タマゴミサイル
- 2人揃っている時・カズーイ1人の時に使える。前作でやや左斜めに発射されてしまうバグは修正されている。
- おケツタマゴ
- 2人揃っている時・カズーイ1人の時に使える。
- ショックジャンプ
- 2人揃っている時・カズーイ1人の時に使える。カズーイ1人の場合は、より高くジャンプできる。
- 空を飛ぶ
- 2人揃っている時・カズーイ1人の時に使える。
- ワンダーウィング
- 2人揃っている時のみ使える。今作では特定の敵を逃がすことも可能。
- あしながぐつ
- 2人揃っている時・カズーイ1人の時に使える。カズーイ1人の時だと、より早く移動できる。
- くちばしミサイル
- 2人揃っている時・カズーイ1人の時に使える。カズーイ1人の時だと、敵に攻撃しようとしても返り討ちにされてダメージを受ける。今作は突撃中も方向を変えることができ、さらに押しっぱなしで持続もできるが、一定時間毎に赤い羽が1枚減っていく。
- ターボシューズ
- 2人揃っている時・カズーイ1人の時に使える。今作では走っている最中に限り水面の上も移動できる。カズーイ1人の時だと、より早く移動できる。
前作では静止状態でBボタンを押すと「ツメツメパンチ」が使用できたが、今作では使用できない。このアクションの代わりとなる「くちばしこうげき」については後述。
今作初登場のアクション
カッコ内は教わる場所。特記がない場合はジャムジャーから教わる。くちばしこうげき以外は前作と同じく、教わらなければアクションを使えない。アクションを教わるには、基本的に一定のオンプが必要。○印は本編にてマンボ・ジャンボも使えるアクション。●印はオンプが不要。
痛みに仏教の教え
- くちばしこうげき(クルクルやまのふもと)●
- 前作のツメツメパンチの代わりのアクション。バンジョーとカズーイが2人揃っている状態で、静止中にBボタン。キツツキアタックに似ているが、ツメツメパンチ並みに威力は低い。ただしツメツメパンチより命中はしやすい。最初から使えるアクション。
- びっくりじっくりメガネ(マジョあいらんどのジンジョーむらにあるボトルズのいえ)○●
- バンジョーアイ中に、Cボタンユニットでズームイン/ズームアウトが出来る。このアクションはボトルズのいえにいるゴグルスから教わる。
- タマゴの切り替え(マジョあいらんどで他のタマゴを使用できるようになった時)
- 2人揃っている時またはカズーイ1人の時に、タマゴを2種類以上使える状態でRボタンを短く押すと、現在持っている全種類のタマゴが表示される。この状態でさらにRボタンを短く押すたびに、使用できるタマゴを切り替える。
- ファイヤーエッグ(マジョあいらんどのこうげんエリア)
- 2人揃っている時またはカズーイ1人の時(後述の「セパレート」使用中)に、ファイヤーエッグが使えるようになる。この場所のジャムジャーに話しかけるたびにファイヤーエッグを完全補給してくれる(他のタマゴを教えてくれるジャムジャーも同様)。
- ばくだんエッグ(マジョあいらんどのはやしエリア)
- 2人揃っている時またはカズーイ1人の時に、ばくだんエッグが使えるようになる。
- アイスエッグ(マジョあいらんどのがけエリア)
- 2人揃っている時またはカズーイ1人の時に、アイスエッグが使えるようになる。
- ベイビーカズーイ(マジョあいらんどのあれちエリア)
- 2人揃っている時またはカズーイ1人の時に、ベイビーカズーイが使えるようになる。
- グリップグラブ(マヤヤンしんでん)
- 2人揃っている時またはバンジョー1人の時に、崖や壁の隙間にぶら下がれる。3Dスティック左右で移動が出来、崖の時はAボタンでよじ上ることが出来る(壁の隙間のときはよじ上れない)。Zボタンでいつでも降りられるが、ダメージを受けると降りてしまう。2人揃っている時ならBボタンでカズーイのくちばし攻撃ができるので、壁から現れるモンスターを倒せる。このアクションを使えば、とんぼがえりジャンプなどでは届かない場所でも崖さえ掴まればよじ上って上に行ける。バンジョー1人の時は攻撃できない。
- エッグエイム(マヤヤンしんでん)
- 2人揃っている時またはカズーイ1人の時に、バンジョーアイの状態でタマゴを発射できる。バンジョーアイにすると照準が出るようになり、Zボタンでタマゴを発射する。この時は発射スピードが格段に上がり、射程距離の制限もなくなる。びっくりじっくりメガネのズームイン機能を使えば、より正確に狙うことが出来る。
- タマゴばきゅーん(マヤヤンしんでん)
- 2人揃っている時に特定の場所で、バンジョーがカズーイを持ち運ぶようになる。3Dスティックで移動、Zボタンでタマゴを発射、C上下ボタンでタマゴの発射角度を変える、C左右ボタンで横歩き、Rボタンを長く押すと照準が現れて狙い撃ちができる。ターゲザンのしんでんに入るのに必要なアクション。このモードは一人称視点のいわゆるFPSである。
- くちばしドリル(キラリンこうざん)
- 2人揃っている時に、ジャンプ中にZボタンを長く押す。カズーイのくちばしをドリルのようにして攻撃する、くちばしバスターより強烈なアクションだが、完全互換ではない。岩などを破壊できる。
- くちばしスピアー(キラリンこうざん)
- 2人揃っている時、タマゴばきゅーん中にBボタン。カズーイのくちばしで突く、いわば銃剣としての攻撃である。へいきそうこに入るのに必要なアクション。
- エアーエッグエイム(ウィッチわーるど)
- 2人揃っている時またはカズーイ1人の時に使える、空中でのエッグエイム。くちばしミサイルより使い勝手がいい。ミスターパッチと戦うのに必要なアクション。
- セパレート(ウィッチわーるど)
- バンジョーが書かれた青いパッドの上でAボタン。バンジョーとカズーイが分離する。分離中は体力ゲージの最大値が減る(バンジョーは−2、カズーイは−3)。さらに体力の残量も半減する(体力ゲージが奇数の時は、バンジョーは端数切り上げ・カズーイは端数切り捨て)。相棒に交代するには、自分の顔が書かれたパッドかスワップクラウドの上でAボタン、タッグプレイに戻るには相棒に接触する。
- ぐるりんリュック(ウィッチわーるど)
- セパレート中、バンジョー1人の状態でBボタン。リュックを振り回して武器として使う。この技を応用すれば2段ジャンプができるが、落下ダメージの防止には使えない。
- アクアエッグエイム(ジョリーのリゾート)
- 2人揃っている時に使える、水中でのエッグエイム。
- カズーイぎょらい(ジョリーのリゾート)
- 2人揃っている時に使える。水中でZボタン。カズーイがリュックから飛び出し、魚雷として操作できる(ただしこの間はバンジョーが無防備)。Aボタンで加速してカズーイの顔が描かれた岩などを破壊できる。使用時にあかいハネ5枚を消費し、1回の制限時間は20秒。
- ウィングアタック(ジョリーのリゾート)
- セパレート中、カズーイ1人の状態でBボタン。自分の羽を武器として使用し、静止時では三段攻撃(後述のドラゴンカズーイ中は炎を吐く)、移動時及びジャンプ中では回転攻撃になる。バンジョーのぐるりんリュックより攻撃力は低い。
- スプリングシューズ(テリーのオアシス)
- 2人揃っている時またはカズーイ1人の状態で、スプリングシューズを使えるようになる。カズーイ1人だと、より高くジャンプできる。
- リュックタクシー(テリーのオアシス)
- バンジョー1人の状態でZボタンでしゃがみ、その状態でC左ボタンを押すとリュックを持つ。その状態でBボタンを押すと人や物をリュックに入れる。入れたものはそのまま運べ、Z+C左ボタンを押すと中身を出せる。ただし指定された場所以外で出すと、すぐ回収しなければその人(物)が元の場所に戻されてしまう。
- あたため(テリーのオアシス)
- カズーイ1人の状態でZでしゃがみ、その状態でBボタン。卵をかえすことなどができるが、イベント専用のアクションで、一般で使うことはない。
- クランバーブーツ(グランティさんぎょう)
- 2人揃っている時またはカズーイ1人の状態で、クランバーブーツを使えるようになる。
- スプリングジャンプ(グランティさんぎょう)
- カズーイ1人で、ZでしゃがんでAボタン。とんぼがえりジャンプと同じようにジャンプして、ショックジャンプ並みの高いジャンプができる。
- おやすみリュック(グランティさんぎょう)
- バンジョー1人で、ZでしゃがんでC右ボタン。リュックの中で眠ることで体力を回復できるが、眠っているので完全に無防備になる。
- リュックマン(ホットアイスやま)
- バンジョー1人で、ZでしゃがんでC下ボタン。バンジョーがリュックに入った状態で移動する。この状態のままでは攻撃できない。しかし危険な水などの中に入ってアイテムを集めたり、小さな入口に入ったりすることができる。
- グライダー(ホットアイスやま)
- カズーイ1人で、ジャンプ中にZボタンを押すと、赤いジャンプ台を使わなくとも空を飛ぶことができる。ただしZボタンを押し続けなければならないうえ、高度を上げることは出来ず、いわばハングライダーと同じ操作となる。また、くちばしミサイルやエアーエッグエイムのような攻撃はできない。
- ピョンピョンリュック(スカイぱらだいす)
- バンジョー1人で、ZでしゃがんでC上ボタン。リュックマンと似たアクションだが、こちらは名前どおりジャンプしながら移動する。水には浮き、素足では怪我をするイバラの上を無傷で渡れる。
- ハリセンカズーイ(ヘッギーのタマゴやしき)●
- 2人揃っている時、静止した状態でBボタンを素早く2回押す。カズーイを地面に叩きつけての攻撃。高威力でリーチも長いが隙も大きい。くちばしアタック同様に壁のスイッチを押せる。スペシャルなタマゴの1つをヘッギーのタマゴやしきに持って行くと覚えられる。
- ホーミング(ヘッギーのタマゴやしき)●
- 2人揃っている時またはカズーイ1人の時に使える。敵の近くでタマゴを発射すると追尾して敵に当たりやすくなる。スペシャルなタマゴの1つをヘッギーのタマゴやしきに持って行き、そこで教わるチートコードをマヤヤンしんでんのコードべやで入力すると覚えられる。
- 速く泳ぐ方法(クルクルやまのふもと)●
- 水に潜り、AとBボタンを同時に押す。バタ足とカズーイの羽の両方を同時に使ってさらに速く泳げる(バンジョー1人のときでも少しは速くなる)。クルクルやまのふもとで岩に閉じ込められたロイステンを助けると彼が教えてくれる。
- マンボステッキ(マンボ・ジャンボ専用アクション)○●
- Bボタンでマンボステッキを相手に当て、押し続けることでしびれさせて倒せる(長くは続かない)。攻撃中の方向転換も可能で、基本的には長くしびれさせれば倒すことも可能。特定の敵はこの電流で逃がせる上、薄い壁ならば破壊できる。最初から使えるアクション。
変身
フンバ・ウンバによって変身できるものの一覧。前作では基本的に無かった「攻撃手段」がつき、原則Bボタンで行う。前作では変身したままステージから出て一定の範囲内を動くことができたが、今作ではそれができなくなっている。
- ストーニー
- 他のストーニーと会話でき、キックボール試合に出場できる。アクションはBボタンでショルダーアタック、キックボールではZボタンでボールを蹴る(押しっぱなしにして離すと強く蹴る)。小柄のため小さい穴に入れるが、足が短いため移動速度は遅い。重いために泳げず、水中でも普通に歩いて移動する(酸素メーターは減らない)。ホットアイスやまのコロシアムキックボールスタジアムへは例外的にステージをまたいで行くことができる。
- 起爆装置
- ダイナマイト。TNTの導火線の上に立つと起爆させられる。アクションはBボタンの自爆攻撃で、1回ごとに体力が1減る(残りの体力が1だと使用不可能)。TNTの起爆はBボタンを押す必要は無く、ダメージも受けない。移動は跳ねながら行い、空中での二段ジャンプもできる上、急な斜面でも滑らない。水には浮く。
- バン
- 現金輸送車。ウイッチわーるどの各アトラクションの入場料を支払える上、車専用のゲートを通れる。変身中は一切ダメージを受けず、通常倒せない敵も体当たりで倒せる。変身中は出くわした敵が逃げ出すことが多い。アクションはBボタンでクラクション(車専用ゲートを開けるのに必要)。
- サブマリン
- 潜水艦。海中を高速で移動出来る上、酸素メーターが減らなくなり、また水圧が高いエリアにも入れる。アクション(装備品)はBボタンのソナーとZボタンの魚雷の2種類で、ソナーを使ったまま体当たりで倒した敵からは複数のはちみつエネルギーが手に入る。勢いをつければ陸上にも上がれる(ワープパッドでは行かれない)が、段差は超えられない。
- パパティラノ・ベイビーティラノ
- ティラノサウルス。マンボの魔法で拡大/縮小できるウンバのテントの大きさで変身サイズが決まる。どちらもBボタンでほえられるが、ベイビーティラノの場合は道中にいるステゴザウルスからほえ方を教わる必要がある。ベイビーティラノの場合ほえるとベイビーティラノ専用の入り口が開く。パパティラノは無敵で、体当たりやほえることで敵を倒せるが、体が大きすぎるためワープパッドは使えない。
- ウォッシャー
- 洗濯機。ワーカーの服の洗濯が可能。沼を無傷で渡れる上に酸素メーターも減らず、エネルギー値もやや増える。機械なので工場ではメカニカルスタッフとして扱われ、マシン専用エレベータを使える(代わりにワープパッドが使えなくなる)。Zボタンでパンツを発射して攻撃可能。移動がキャスター式なので方向転換は苦手で、ジャンプ力もほとんど無い。前作でも変身できたが仕様は異なる。
- ユキダマ
- 雪原を転がると巨大化して体力を回復できるが、ホットサイドでは時間と共にダメージを受ける。サイズが大きいとウンバのテントに入れないため、テント横に焚き火があって体の大きさを調節できる。Bボタンでローリングアタック(加速)ができる。
- 通常は変身した時のエネルギーの最大値は元の姿の時を基準に一定の変動があるが、ユキダマだけは原則的にエネルギーが5個しかない。
- ミツバチ
- 前作にもあった変身。Aボタンでジャンプ中に再度Aボタンを押すと空を飛べるほか、Bボタンで加速でき、本作ではさらにZボタンで針を飛ばして攻撃できるようになった。
- ドラゴンカズーイ
- 立ち止まった状態でのくちばし攻撃/ウイングアタックの代わりに炎を吐いて攻撃でき、ファイアーエッグも減らなくなる。炎攻撃は時間制限が無い上に特定の敵を逃がすことも可能。この姿は一度変身すると全ステージで通用し、自分から元に戻さない限り、セーブしてゲームを終了しても変身が解かれない。変身のためのメガグローボの入手には、前作のエンディングで登場したアイスキーが必要。
マンボマジック
マンボを操作している状態で、ステージ内にある「マンボパッド」の上でBボタンを押すと発動する。場所によっては条件が揃っていないと使用できない。
- ヒーリング
- 病気になった人を治療する。
- 呼び出し
- 呼び出した者を一定時間だけ代わりに操作できる。
- 持ち上げ
- 巨大なオブジェクトを持ち上げて、目的の場所に降ろす。
- パワーON
- アトラクションを動かす。
- サンライト
- ジョリーのリゾート内のみ酸素メーターが減らなくなる。
- 拡大
- 小さいものを大きくする。もう一度使って元に戻せるものもある。
- 電磁パルス
- 機械を故障させる。ただしグランティさんぎょうの警備システムがこれに反応して、時間経過で自動修理されてしまう。
- ライフパワー
- 死んだ者を生き返らせる。
- レインダンス
- 雨を降らせて、植物を育てたり虹をかけたりする。
敵
注意:以降の記述で敵キャラクターに関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
ザコ
ザコ敵の名前はほとんど明かされていないので、判明しているもののみ挙げる。なお、今作のザコ敵は倒しても一定時間で復活する。
キリスト教の退屈
- デューフォス
- マジョあいらんどのどこにでも生息する緑色のモンスター。バンジョー達を見つけると唸り声を上げた後追ってくる。攻撃は基本的に体当たりだが、ジャンプ→パンチをする場合もある。小柄な割りに腕が大きいため、くちばしバスターなどで上から叩いて攻撃しようとしても返り討ちにあいやすい。
- モッギー
- ターゲザンの神殿とその周辺にいる猫型モンスター。二足歩行で、バンジョーを見つけると走ってきて手にした棍棒で殴りつけてくる。
- ミンジョー
- ニセのジンジョー(本人曰くジンジョーのライバル)。ジンジョーのフリをしているが、助けようとすると体に電流を流し、体当たりしてくる。電流はバリアーの役目も果たすが、距離をとると再びジンジョーのような挙動に戻る。台詞の声はジンジョーより低い。
- TNTスティック
- キラリンこうざんのへいきそうこに15体いる。最初の1体を倒すとタイマーが起動し、時間内に全滅させないと大爆発する。タマゴ攻撃は即大爆発となる。
- ニッパー
- ジョリーのリゾートのサカナのしんでんに棲む凶暴な魚。バンジョーを直接狙うことは無い。前作に登場した同名のヤドカリモンスターとは別物。
- 電気ウナギ
- その名の通り、ジョリーのリゾートの海底神殿に生息する電気ウナギ。放電した状態で泳ぎ、バンジョーを見つけると追いかけてくる。放電している状態のときしかダメージを与えられないが、逆に放電していない時に触れてもダメージは受けない。アイスエッグを当てると放電を一時的に止められる。
- ミューソイド
- テリーが吐き出す緑色のモンスター。非常に弱いが無条件にバンジョーを追い続ける。
- ティントップ
- グランティさんぎょうの侵入者撃退メカ。監視カメラとジェネレーターがセットになっていて、カメラに見つかるとジェネレーターから次々と出動し、放電しながらバンジョーたちに近づいてくる。装甲が固いため攻撃はほとんど通用しない。弱点は2つに分かれた装甲が開いた時に見える内部コア。
- クリンカーズ
- グランティさんぎょうの下水システムの換気口をふさいでいるモンスター。攻撃はしてこないが、放置しておくと質の悪い空気が充満して有毒な毒ガスに変わっていくため、倒して換気口を解放しなくてはならない。
- ザバス
- 前作にも登場した蜜蜂。今作ではグランチルダの部下として活動する様子こそないが、近づくと襲い掛かってくる。
- アイボーラス・ジギアム
- グランチルダが飼育する、目玉にそっくりな不気味な花。普段はおとなしいが、空を飛ぶ者には飛び道具で攻撃してくる(グライダーは飛行とはみなされない)。数が減れば減るほど攻撃の激しさが増す上、ほとんどの攻撃は弾力のある目玉そのものによって吸収されてしまう。
中ボス
- ストンプノドン
- サブネームは「おしつぶしきょうりゅう」。ストンピングへいげんでバンジョーたちを踏み潰そうとする恐竜。あまりにも大きく、見えるのは足だけである。倒すことは不可能。
- ロックナッツ
- テリーのオアシスにいる5人組の兵士。棍棒で攻撃する上、頑丈な鎧で守りも固めている。鎧後部の隙間が唯一の弱点。
ボス
すでに紹介したキャラクターについてはここでは紹介しない。
- ターゲザン (Targitzan)
- サブネームは「クルクルトーテムのかみさま」 (Despotic Dizzy Totem God) 。ダーツの神様。体が5つのパーツからできていて、壊すごとに側面にあるダーツを吐き出す口が増えていく。最後は自爆してダーツを5方向に飛ばす。
- キング・コウル (Old King Coal)
- サブネームは「ボイラーしつのヌシ」 (Grubby Boiler Monarch) 。石炭の化け物。シュッポーのボイラーを管理している。シュッポーを使用するには彼と話をつけなければならない。戦いでは、走り回るだけだが時間制限があり、時間切れになると酸素がなくなっていく。その性質のため炎は効かないが、氷や爆発に対しては脆い。名前の「coal」は「石炭」の意味。
- ミスターパッチ (Mr. Patch)
- サブネームは「ゆらゆらフウセンかいじゅう」 (Strange Wobbly Inflatable Thing)。つぎはぎだらけの風船怪獣。12箇所にあるつぎはぎは爆弾エッグやくちばしミサイルで破壊可能で、その度に体が小さくなる。攻撃は口から吐き出す風船爆弾で行い、つぎはぎが1箇所壊されると地面から出現するパンチングマシンが加わる。名前の「patch」は「つぎはぎ」の意味。
- ウーハッハだいおう (Lord Woo Fak Fak)
- サブネームは「えらそうな ちょうちんアンコウ」 (Self-Important Anglerfish) 。ロッカーの中に閉じ込められている巨大なアンコウ。電流弾を使って攻撃してくる。弱点は本体横で光っている小さなイボ。全てのイボを攻撃すると弱点が目に変わり、攻撃手段にバンジョーの動きを封じる泡が追加される。本人曰く「元ヒーロー」で、実は目が見えていないらしい。
- テリー (Terry)
- サブネームは「ふきげんな ちちおやプテラノドン」 (Disgruntled Pterodactyl Parent) 。なくなった自分の子供の卵を探しているプテラノドンで、バンジョーが自分の子供のタマゴを盗んだと誤解して襲いかかってくる。妻に逃げられたため、残された子供を必死に守っている。巣の上から液弾やミューソイドでの攻撃を行う。
- ウェルダー (Weldar)
- サブネームは「ようせつバーナーのかいぶつ」 (Visually-Impaired Welding Torch) 。グランティさんぎょうの溶接バーナーのモンスター。多彩な攻撃手段を持っている。頻繁に吸い込みを行う上に装甲が固く、外部からの攻撃は受け付けない。ファイヤーエッグ・ばくだんエッグ・ベイビーカズーイ(卵状態)で内部から破壊するしかない。
- チリービリー (Chilli Billi)、チリーウィリー (Chilly Willy)
- サブネームはそれぞれ「ホット・スパイシー・ドラゴン」 (Hot 'N' Spicy Dragon) 、「コールド・アイス・ドラゴン」 (Cold 'N' Icy Dragon) 。ホットアイスやまのドラゴンの兄弟。弟のビリーがホットサイド、兄のウィリーがアイスサイドにいる。片方を倒すともう片方が強くなる(メインメニューのリプレイではウィリーのほうが強い)。2人ともバンジョーを「ピザ配達少年」と思い込んでいる。首から上は巨大で勇ましいが、胴体はとても小さい。フィールドでは、ボスを倒すまでは侵入者であるバンジョーたちを上空から攻撃する。
- ミンジージョンゴ (Mingy Jongo)
- サブネームは「ワルいメカまじないし」 (Crafty Shaman Impersonator) 。ロボット。スカイぱらだいすにある青・赤の2つのガイコツやしきのどちらかで、マンボに化けて不意打ちを仕掛けてくる(そのため初登場シーンでは会話中にも関わらずダメージを与えてくる)。ワープしながら放ってくる誘導弾は、飛んでくる間に一度軌道修正をするため、回避するのは容易ではない。
- マジョ1ごう モンスターメカニカルマッドマシン (Hag 1 Monstrous Mechanical Mud-Muncher)
- グランチルダが操縦する、通称「ドリルマシン」。グランチルダは操作方法すらろくにわかっておらず、説明書を見ながら動かしているが、レーザー、ミサイル、毒ガスなどの各種兵器は強力である。英語版では「Hag 1」が正式名称で、「Monstrous Mechanical Mud-Muncher」はサブネーム扱いになっている。
アイテム
前作から引き継がれた物
- ジグソーピース
- 本作の鍵となるアイテムで、先へ進むのに必要。前作と違って「ミスター・ジギー」という名前の紹介はない。ステージ内のイベントをこなすことで手に入ることが多く、本作ではこれを集めてジギーウィギーの神殿に入り、ジグソーパズルのミニゲームをしないと先のステージの入り口が開かない。
- オンプ
- ジャムジャーに各種アクションを教えてもらうのに必要。今作ではステージを出ても集めた分が失われず、1個につき5カウントされるので集めやすい。
- タマゴ
- カズーイが使う飛び道具。今作では様々な種類のタマゴが登場するため、通常弾の青いタマゴは「ノーマルエッグ」とも呼ばれる。一度の補給数は20個で、最大で100個まで持てる。1回の連射は3個まで発射できる。
- 赤い羽
- 飛行・くちばしミサイル・カズーイぎょらいに必要。1回当りの消費量は、空中でのはばたき・くちばしミサイルは1枚、カズーイぎょらいは5枚。一度の補給数は20枚で、最大で100枚まで持てる。
- 金の羽
- 使うと無敵になれる。約2秒毎に1枚消費。一度の補給数は2枚で、最大で10枚まで持てる。
- ターボシューズ
- 履くとカズーイダッシュ状態となり、一定時間高速で走れる靴。今作では走っている最中なら水上も渡れる。
- あしながぐつ
- 履くとカズーイの足が伸びる靴。一定時間ダメージを受けるトラップ(溶岩など)の上を無傷で歩ける。
- はちみつエネルギー
- バンジョーの体力を1個分回復できる。今作では先のステージに進むほど敵がこのアイテムを落としにくくなる。
- ハニカム
- ハニーBに渡すと体力ゲージの上限が1増える。増やせば増やすほど、次に必要なハニカムの数も多くなっていく。
- スペシャルなタマゴ
- 前作のエンディングに登場した、「?」マークが描かれた秘密のタマゴ。青色とピンク色がある。新しいアクションの習得に必要。
- アイスキー
- 前作のエンディングに登場した氷のカギ。新しいアクションの習得に必要。
タマゴや各種ハネは、特定のチートによって所持限度を増やすことも可能。
今作は「残機」の概念がなくなり、体力がなくなったり谷底に転落したりしても人数が減らなくなったため、前作にあった1UPがなくなった。
本作初登場の物
- ト音記号
- 1つでオンプ4個分(20カウント)の価値がある。取ったときの効果音は前作でオンプを全部取ったときの音と同じ。
- 金色のタマゴ
- 正式な名前はない。ターゲザンのしんでんなどのタマゴばきゅーんが出来るエリア内に配置されており、取るとZボタン押しっぱなしで高速連射が可能。攻撃力はノーマルエッグと同じ。ジャムジャーから使い方を教わる必要はなく、何発でも発射可能だが、制限時間が付いておりタイマーが0になると使えなくなる。制限時間はゲーム本編が60秒、ミニゲーム中は無限、対戦ゲーム中は20秒。また、これを使っている間は他のタマゴに切り替えられない。
- ストップはちみつ
- 「!マーク」が書かれたハチミツ。敵を倒すと出てくることがあり、取るとエネルギーゲージがルーレットのように動いて、体力の残量がBボタンで止めた値になる。上手く止めると体力を満タンに出来るが、下手するとピンチに招いたり減ることもある。制限時間は10秒で、先のステージほどルーレットが速くなる。
- ランダムはちみつ
- 「?マーク」が書かれたハチミツ。ストップはちみつと同じだが、ルーレットの動きがランダムのため迂闊に取るとピンチを招くこともある。
- ファイアーエッグ
- 炎の力を持つタマゴ。攻撃力は通常の2倍だが、炎系の敵には効かず、氷系の敵には大ダメージを与える。ただしアイスエッグを当てて凍っている敵にはダメージは無く氷が溶けるだけ。火のついた敵はコントロールを失う。一度の補給数は10個で最大50個まで持てるが、ドラゴンカズーイになっている間は減ることが無いため1個でも持っていれば使い放題になる。1回の連射は2発まで発射できる。
- 爆弾エッグ
- 衝撃が加わると大爆発する。爆風にも攻撃力があるが巻き込まれると自分もダメージを受ける。攻撃力は通常の4倍だが、連射は出来ず単発でしか発射できない。一度の補給数は10個で、最大で25個まで持てる。
- アイスエッグ
- 敵を凍らせるタマゴ。凍った敵は一定時間停止する(一部の敵にはダメージを与える)。凍結自体にダメージは無いが、その間はこちらからの攻撃に弱くなる(普段は効かない攻撃も効く)。ただしファイアーエッグを当てて燃えている敵には、炎が消えるだけでダメージや凍結効果が無い。寒さに強い敵は凍らせても大ダメージを与えられない。一度の補給数は10個で、最大で50個まで持てる。1回の連射は2発まで発射できる。
- ベイビーカズーイ
- 中から小型のメカが出てきて、3Dスティックで移動とAボタンでジャンプが出来、Bボタンで爆発させる(ただしこの間はバンジョーやカズーイは無防備)。制限時間は20秒で、発射距離が長すぎたり特定の場所で使うとメカが出てこないこともある。爆弾エッグと同様に、爆風にも攻撃力があるが巻き込まれると自分もダメージを受ける。一度の補給数は1個で、最大で10個まで持てる。連射は出来ないため単発でしか発射できない。
- センサーエッグ
- VSモードのタマゴばきゅーんのミニゲームのみ登場。壁や天井などに撃ち込んで数秒経過すると地雷として機能する。誰かが近くを通ったり、爆弾エッグやセンサーエッグなどの爆発するタマゴを撃ち込むと爆発する。一度の補給数は5個で、最大で10個まで持てる。連射は出来ず、単発でしか発射できない。
- 透明はちみつ
- VSモードのタマゴばきゅーんのミニゲームのみ登場。これを取ると一定時間だけ他のプレイヤーには姿が見えなくなる。但し、移動時は半透明。さらに、姿が見えなくなるだけなのでダメージなどは通常通り受けてしまう。
- グローボ
- 魔法をかけてもらうのに必要。マンボの場合はマンボを操作してマンボパッドで魔法を使い、ウンバの場合は変身の魔法で使う。生き物なのだが、アイテム扱いとなる。巨大なメガグローボもいる。ゲーム中のヒントボードにもあるが、マンボやウンバの近くにいることが多い。
- スプリングシューズ
- 飛び跳ねながら移動するようになり、1回だけ大ジャンプが出来る靴。
- クランバーブーツ
- 一定時間足跡マークの壁を登れるようになる靴。
- チイトのページ
- チイトに返してあげると裏技を使えるようになるパスワード(チートコード)を教えてくれる。1コードあたり5ページ必要。
注意:以降の記述でアイテムに関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
- お宝
- ターゲザンの形をした黄金像。
- チケット
- ビッグトップテントのチケット。スロットマシンを倒すと手に入る。
- バーガー、ポテト
- ウィッチわーるどのファストフード。ある出入り口から出た場合を除いて持ち出し不可能。
- ダブルン
- ジョリーのリゾートでのみ使える通貨。30枚まで手に入る。バンジョーのリュックに入れていることになっており、カズーイ単独での使用は不可能。
- 魚
- ホットアイスやまの熱湯温泉でゆであがった魚。ボギーの餌になる。ジグソーを飲み込んでいた。グローボ同様アイテム扱い。
- 植物の種
- スカイぱらだいすに登場する謎の種。成長させるとバンジョーが登ることができる。
配置物
前作から引き継がれたもの
- ジャンプ台・緑
- ショックジャンプができるジャンプ台。
- ジャンプ台・赤
- このジャンプ台の上でAボタンを押すと空を飛べる。
- モグラヅカ
- ボトルズのモグラヅカ。前作のアクションをボトルズが教えてくれる。
今作初登場のもの
- ヒントボード
- 看板。見た目は「?」としか書かれていないが、前に立ってBボタンを押すとジャムジャーが看板の内容を読み上げてくれる。施設や建物の横にあって単にそれらに関する説明をしているものもあるが、中には冒険に役立つヒントが書かれているものもあり、ヒントボードを読まなければ取れないジグソーもある。表現は直接的なものから非常に遠回しなものまでさまざまである。
- ジャムジャーのハッチ
- 中にジャムジャーがいてアクションを教えてくれる。教わる前は赤色、教わった後は緑色に点灯する。特定の場所で教わったタマゴは何度でも完全補充してくれる。また、体力が少ないときに行くと、何度でも体力を満タンに回復してくれる。
- ワープサイロ
- マジョあいらんどの各エリアに1つずつある。近づくとスイッチが入り、作動したワープサイロの間を移動できる。作動前は赤色、作動後は緑色に点灯する。バンジョーとカズーイが揃った状態以外ではサイロが開かない。
- セパレートパッド
- 青(バンジョー)と赤(カズーイ)の2色1セットで青のバンジョーのほうに立ってAボタンを押すとバンジョーとカズーイがそれぞれ単独行動できる。単独行動中にバンジョーかカズーイがミスするとこの地点からスタートになる。
- スワップクラウド
- セパレート中に現れる、様々な色に光った空間。この中でAボタンを押すと操作できるキャラクターが交替する。白色に光っている状態なら交替可能。
- セパレートスイッチ
- キャラクターの顔が描かれているスイッチ。そのキャラクターのみがスイッチを踏まないと作動しない。両方の顔が描かれている場合は2人ペアで踏む。
- マンボパッド
- マンボが魔法が使うためのパッド。この上でBボタンを押すとマンボマジックが使える。繰り返し使えるものと使える回数が限られているものの二種類がある。使うために条件が必要なパッドもある。
- ワープパッド
- ワープサイロと同じように使うが、こちらは1つのステージ内に原則的に5個あり、ステージ内での移動となる。サイロと異なりセパレート中やバンジョー以外の操作キャラクターでも利用可能(一部利用不可能なキャラクターもいる)。
- 前作にも同名のパッドが登場したが、外見や用途が異なる別物である。
- トレイン・スイッチ
- 蒸気機関車が描かれたスイッチ。キラリンこうざんを除き、駅が存在するステージに必ずある。これを踏むと線路上の扉が開いて駅が使用可能になる。
ステージ
クルクルやまのふもと
英語版の名称は Spiral Mountain 。このゲームのスタート地点。バンジョーの家やグランチルダのとりでがある。グランチルダに壊滅させられてしまった。BGMは前作のものを短調にアレンジしたもの。
ステージ内の主なエリア
- グランチルダのとりで
- 前作の舞台となった場所。本作では内部が瓦礫で埋まっているので入口付近以外を散策することは出来ないが、入ってすぐのところにチイトが浮いている(元々右側にはマンボまうんてんのステージ、左側にはオンプドアへと続く通路があった)。
注意:以降の記述でステージ・各種地形に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
- 滝の裏
- ステージ内にある滝の裏。滝に隠された入口があり、中であるアイテムが手に入る。
マジョあいらんど
英語版の名称は Isle O' Hags 。グランチルダら魔女達の本拠地。とても広く、荒涼としている。「神殿」「高原」「林」「崖」「荒地」「沼地」の6つのエリアとジンジョーむらの7箇所から構成される。各エリアにはドリルマシンが通った跡が見られる。
各ステージへの入口はすべてマジョあいらんどにある。前作のグランチルダのとりで同様、ステージの入口付近ではBGMがそのステージの雰囲気に近いものに編曲される。
ステージ内の主なエリア
- ジンジョー村
- ジンジョーたちが住んでいる村。グランチルダのドリルマシンが通ったことでグレージンジョーの一家が犠牲になった上、赤ジンジョーの家の壁も少し崩れている。ボトルズの家もある。
- ボトルズの家
- ジンジョーむらにある、ボトルズ一家が暮らす家。終盤は入口と出口が閉められていて入れない。
- ジギーウィギーの神殿
- 神殿エリアにある、各ステージへ初めて出入りする前に必ず入ることになる神殿。ステージに入るには一定数以上のジグソーを集め、制限時間内に動画のジグソーパズルをクリアする必要がある(失敗を重ねると制限時間が無くなる)。カメラとマクジギーで買ったもの以外の食べ物は持込禁止だが、「マクジギー」の詳細が不明であり、それ以外の食べ物を密かに持ち込んでもお咎めは無い。神殿内に8つあるヒントボードを読むには特定の条件が必要。
- 駅
- 崖エリアにある。キラリンこうざんで脱線してしまっているシュッポーを使用することでステージ間の移動を可能にさせる駅の一つ。マンボパッドが近くにある。
マヤヤンしんでん
英語版の名称は Mayahem Temple 。本作で最初のステージ。たくさんの遺跡と原住民が印象的。前作をクリアしたことを前提としているので、最初からそこそこ難易度が高い。名前もマヤ文明が元と思われる。「ストーニー」と呼ばれる生物になってのキックボールや、巨大な像「ゴールデン・ゴリアテ」を操作するイベントもある。
ステージ内の主なエリア
- 刑務所エリア
- 魔物が住む沼地が広がっている。ジルベルタが捕らえられている。
- ガラガラヘビのモリ
- 巨大なガラガラヘビ「スランバー」が住んでいる森。ここにある石版でチイトコードを打ち込める。
- キックボールスタジアム
- マヤヤンキックボールが開催されているが、入るにはストーニーへの変身が必要。3人のコーチがいてアドバイスをくれる(そのうち2人のアドバイスは無意味)。ホットアイスやまのコロシアムキックボールのスタジアムと直結しているが、初めは通路が閉ざされており、コロシアムのスタジアムから開けられる。
- ターゲザンの神殿
- ダーツの神であるターゲザンが住む、このステージでは最も大きく複雑な神殿。
キラリンこうざん
英語名は Glitter Gulch Mine 。鉱山のステージ。採掘のために掘られたと思われるたくさんの小部屋や、様々な用途の小屋が至る所にある。採掘のためのトロッコのレールがステージ全体に渡って敷かれており、地下ではあるが内部は広くかなり入り組んでいる。中には毒ガスが発生しているエリアもあるため探索には注意が必要。このステージからシュッポーが登場。
ステージ内の主なエリア
- 鉱山オトコの小屋
- オーゴン・ビルの家。マヤヤンしんでんのけいむしょエリアにつながるトンネルがある。
- 燃料倉庫
- ウィッチわーるどにつながっている。怪しげな木箱が置かれている。
- ウォーター貯蔵庫
- ジョリーのリゾートから水をひいている。ゲーム中では「ウォーターちょうぞうこ」と誤記されている。
- クラッシュ小屋
- あらゆる物を破砕する機械のある小屋。
- 駅
- 本来は島の各所を走っているはずのシュッポーが脱線しているが、修理すれば使用可能。駅は他のステージにもあり、そのステージにあるトレインスイッチを踏むと線路上の扉が開く(キラリンこうざんの駅ははじめから扉がない)。扉が開いた駅同士なら自由に移動できる。他のステージにシュッポーが停車している場合は呼ぶことも可能。なお、開けた扉の先にバンジョーとカズーイで行くことはできない(ジャムジャーに行かないよう忠告される)。
ウィッチわーるど
英語名は Witchyworld 。グランチルダが経営している遊園地。入口付近のヒントボードによると「最悪の安全性」のため閉鎖され、開放するには役人にうまく賄賂を渡す必要があった(実際は他のステージと同じ手順で入る)。内部のアトラクションはボードの記述どおり危険であるほか襲ってくる従業員や溶岩地帯もある。アトラクションには電源の入っていないものもあり、食べ物も不健康であるなど、健全なテーマパークではない。
ステージ入口付近には「すべてのアトラクションをクリアして生き残ればファンクラブに入会できる(現会員数0名)」「スリなどの盗難に関しては一切責任を負わない」という旨が書かれたヒントボードもあるが、ファンクラブやスリに関係するイベントはない。
ステージ内の主なエリア
- インフェルノ
- 遊園地の中にある溶岩の海。もちろん落ちるとダメージを食らう。中央に妙なタワーがそびえ、そこから火の玉小僧が無数に現れる。名前の由来は「地獄」を意味する「inferno」から。
- スター・スピナー
- 上下する星型の足場をうまく渡って、土星をかたどった球の上に立ってジャンプするとジグソーが手に入る。ここにある電源装置のパネルを破壊するとグランチルダに怒られる(機械のスピードが低下する)。
- クレイジーキャッスル
- アトラクションに使う建物(城)のひとつだが、空気で膨らませる城であり、ポンプマスターという機械を使って自分で膨らませる必要がある。2つのミニゲームができ、それぞれをクリアすることでジグソーが1つずつ手に入る。意味は「crazy castle」=「壊れそうな城」。
- 駅
- ステージ間を移動する駅の一つ。他のステージから遊びに来る為にここを利用する者もいる。
ジョリーのリゾート
英語名は Jolly Roger's Lagoon 。ジョリーのパブ、ボウノの骨董品屋、ブラバーのレンタル屋の3軒の店があり、ダブルンという独自の通貨が流通している。また、プールもあるが、グランディさんぎょうから垂れ流された汚水によって入ることができなくなっている。海の底には「アトランティス」と呼ばれる遺跡群がある。ここの水にマンボの魔法をかけると酸素を大量に含むようになり、溺れなくなる。また、巨大な魚がいる水域や大量にロッカーが転がっている水域もある。
ステージ内の主なエリア
- アトランティス
- 海底に沈んだ巨大遺跡がいくつも点在しており、リゾート地とはうってかわって複雑な構造をしている。
- 毒水処理施設
- グランティ産業の汚水がここから垂れ流されている危険なエリア。それ以外にも、海水が無断でここに引かれている。
- 水道管
- 海底にあるにもかかわらず、明らかに昔作られたものではない配管。破砕用のファンが幾重にも取り付けられた危険な場所。他のステージにつながっている。
テリーのオアシス
英語名は Terrydactyland 。たくさんの恐竜がすんでいるステージ。プテラノドンのテリーがバンジョーに卵泥棒という無実の罪を着せて襲ってくる。他にも、チョンパザウルスやディッピーなどの恐竜が登場。テリーの巣に行く途中でテリーが攻撃をしてくる。
ステージ内の主なエリア
- ストンピング平原
- じっとしているとストンプノドンに押しつぶされてしまう危険な平原。ところどころにストンプノドンの足跡らしきくぼみがあり、そこにいれば押しつぶされずにすむ。
- 駅
- ステージ間を移動する駅の一つ。原始的な外見で、骨で線路が構成されているが運行に支障は無い。利用客もいる。
グランティさんぎょう
英語名は Grunty Industries 。グランチルダが経営する悪の工場。他の地域から原料を勝手に運び入れて毒物を大量に製造し、排水を海に垂れ流している。通常の従業員はエレベーターが使えない・通風孔などおかしなところから階を移動しなければならない・電池を運ばなければ部屋に入れないなど整備が行き届いていない上、不潔な環境で従業員を無理矢理働かせている。しかし警備だけは異常なほど行き届いていて、最初は正面から入ることができないほか一部の部屋にはティントップによる警備体制が敷かれている。倉庫には衣類を示すイラストが描かれたダンボールが大量に積まれていることから、表向きは衣類を製造している工場である可能性が考えられる。ボスのウェルダーの発言によると、スタッフのルールブックには「ビルの中にクマ(バンジョー� ��を入れてはいけない。」と書かれているらしい。
ステージ内の主なエリア
- クリンカーズの洞窟(下水システム)
- 迷路状になっている下水道。4Fにあり、換気のための通風孔がクリンカーズにふさがれたため、内部は毒ガスが充満する寸前の危険な状態となっている。
- 毒水処理施設
- 排水を工場の外に処理をするための地下施設。また、ジョリーのリゾートから海水を、ホットアイス山から石油をそれぞれ無断で採取している。
- エアコン機械室
- 巨大なファンが設置されている地下施設。これを止めるまでは強風でまともに行動ができない。
- 修理部門
- 溶接バーナーを利用した工場内の修理を担当する地下施設。
- 品質コントロール
- 製造した毒物の品質をベルトコンベアで管理する施設。4Fにあり、中にはジグソー入りのドラム缶も流れてくるのだが、もしも誤って毒物の入った缶を壊すと大変なことになる。
- 電磁石施設
- あらゆる金属を吸い寄せる電磁石が設置されており、メカニカルスタッフにとっては厄介な部屋。
- 駅
- ステージ間を移動する駅の一つ。1Fにある。警備体制が敷かれている部屋の一つである。
ホットアイスやま
英語名は Hailfire Peaks 。表側が火山で、裏側が雪山という不思議な山。ホットサイドには溶岩の海が、アイスサイドには氷の海が広がっており、慎重な操作が要求される。潜入すると頂上に住んでいるドラゴン達から炎や氷で攻撃されるため、倒すまではまともに探索も出来ない。ユキダマ状態でホットサイドを移動しなければならないなど難度も高い。BGMのイメージはホットサイドとアイスサイドとで変化する。また、スカイぱらだいすからはこの山々の様子がよく見える。
ステージ内の主なエリア
- ホットサイド
- 沸き立つ溶岩に囲まれた火山のエリア。
- コロシアムキックボール
- 特殊なルールで競うキックボールが開催されている会場。マヤヤンしんでんのキックボールスタジアムとつながっている。
- アイスサイド
- 滑り易い氷道の多い雪山のエリア。
- 駅
- ステージ間を移動する駅の一つ。ホットサイドとアイスサイドに1つずつ存在し、駅の開放も別々に行わなければならない。シュッポーのボイラーはアイスサイドの過酷な寒さには耐えられず、行くためには解決方法を探らなければならない。
スカイぱらだいす
英語名は Cloud Cuckooland 。マジョあいらんどの他のステージを見下ろせるほどの高さに浮かぶ、多数の小島の集合体。中にはチーズやゴミ箱も浮かんでいるほか、前作で登場したザバスもここに住んでいる。終盤は暗い雰囲気のステージが続く中、ひときわ目立って開放感のあり明るくにぎやかだが、転落すれば一撃死であり、空を飛ぶにも警戒が厳しいため、難易度はかなり高い。
ステージ内の主なエリア
- センター洞窟
- ステージの中央にある、広く巨大な洞窟。無数の出口があり、ステージの各所はその殆どがここから行くことが出来る。
マジョのおしろ
英語名は Cauldron Keep 。最終ステージ。グランチルダの本拠地で、ここの屋上で最後の対決をすることになる。また、階下にはテレビのクイズ番組のようなセット設備があり、このゲームの最後のミニゲームである「タワー DE クイズ」が開かれる。
ステージ内の主なエリア
- 守衛所
- クランゴと最後の戦いをするエリア。
- タワー DE クイズ
- 本作における最後のミニゲーム。グランチルダが出題者(司会者)になり、このゲームの内容についての3択問題が次々と出題、その問題に早押し形式で答えていくルール。
- 問題はゲームの内容を問う通常の3択文章問題・正面のスクリーンに映し出される映像に関するものに大別される。難問・奇問も多い。ゲーム中に答えが出てこないものや、前作の知識を必要とする問題もある一方で、ゲームをしていなくても解ける問題もある。問題自体は簡単であっても選択肢が巧妙で迷わせることもある。
- スクリーンを使った映像問題は前作にも登場したが、大きな違いは映像を見せたあとに問題が出題されることで、同じ映像でも問題が違う場合も多く早とちりが誤答につながる可能性がある。また映像に映った物の数などを扱う問題では、画面に映っていない範囲にあるものは無視しなくてはならない。
- 正解で+2点、誤答ならその問題の回答権を失い−2点。誰かの誤答後はその選択肢が消え、ポイント増減は±1点となる。誤答を続けるとマイナス点にもなる。
- 問題の制限時間は問題文を読み終えた瞬間からボタンを押すまで5秒、押した後はその人にさらに5秒である。なお、各ラウンド毎の全体の制限時間は75秒で、この時間内に最下位だった解答者1人が脱落。もし最下位が2人いた場合、出題者のグランチルダの偏見で勝手に敗北者が決められる。
- クイズ対決は第3ラウンドまであり、問題文はすべてグランチルダが読み上げる。第1ラウンドはグランチルダの妹であるミンジェラとブラウベルダ2人との対決。第2ラウンドは第1ラウンドで残った方の妹と対決。第3ラウンドは出題者であるグランチルダとの1対1の対決(ただし回答者はバンジョーとカズーイのみで、一定のポイントを取れば勝利となる)。
- なお、第3ラウンドのみ適用される特別ルールもある。
- スクリーンを使った映像クイズが1問も出題されない。
- グランチルダが問題を読み終わった後、早押しボタンを押すまで3択の解答が表示されない。
- Zボタンを押すと、問題をパスして次の問題に移ることができる(早押しボタンを押してからでもよい)。パスをすることによる得点のペナルティは無い。
- ガンコントロール
- あらゆる生物のライフを吸い取る機械「ビッグブラスター」がある部屋。ディングポットがいる。
地形
前作から引き継がれた物
- 急な斜面
- 傾いているため普通に乗ると滑り落ちてしまう。移動するにはカズーイダッシュが必要。
- 水
- ごく普通の水。泳ぐことができる。潜っている間は酸素メーターが時間と共に減る。今作では酸素メーターが尽きても直接倒れる事は無いが、放っておくと体力が時間と共に減ってしまう。水上に上がれば減った酸素メーターは全回復する。
- 沼地
- テリーのオアシスに登場。前作の沼地とほぼ同じで、入るとダメージを受け、移動速度は低下する。リュックマンで潜れる。
- 冷たい水
- ホットアイスやまのアイスサイドに登場。非常に冷たい水。入るだけでダメージを受ける。リュックマンで潜れる。
- イバラ
- スカイぱらだいすに登場。今作では移動速度は低下しない。リュックマンでもダメージを受ける。
- 雪原
- ホットアイスやまのアイスサイドに登場。雪が積もった地面。今作では滑らないが、通常は移動速度がやや低下する。ユキダマで転がると巨大化しつつ体力を回復できる。
- 氷床
- ホットアイスやまのアイスサイドに登場。滑りやすく、コントロールがやや難しい。
- 毒水
- グランティさんぎょうに登場。入るとダメージを受ける(陸地に戻される場合もある。この場合は緑色のモンスターが登場するが、倒せない)。ダメージを受けるまでの時間は場所によって異なる。今作では酸素メーターが減らない。リュックマンで潜れる。
今作初登場の物
- ひび割れ
- 壁に出来たひび割れ。グリップグラブで移動できる。
- マグマ
- ウィッチわーるどのインフェルノ・ホットアイスやまのホットサイドに登場。前作では触れると即死扱いだったが、今作ではダメージを受けるだけ。リュックマンで潜れる。
- 熱湯
- ホットアイスやまのホットサイドに登場。非常に熱いため入るだけでダメージを受け、陸地に強制的に戻される。リュックマンで潜れる。
- 沼地(グランティさんぎょう)
- グランティさんぎょう・まじょアイランドのぬまちエリアに登場。前作の沼地とほぼ同じ性質を持っているが、移動速度は低下しない。
- 沼地(その他)
- マヤヤンしんでん・マジョのおしろ・ホットアイスやま頂上に登場。落ちるとダメージを受けて陸地に戻される(このとき緑色のモンスターが登場するが、倒せない)。沼地内では移動自体が不可能(リュックマンやピョンピョンリュックを除く)。
- 毒ガス地帯
- 有毒なガスが充満しているエリア。息が出来ないため、地上にいながらにして酸素メーターがどんどん減っていく(毒ガス以外でも息の出来ないエリアがあるが、仕様は同じ)。減る速度は場所によって様々で、そのエリアを脱出すれば減った酸素は全回復する。
マルチプレイヤーモード
本作でプレイできる対戦モードは、本編のミニゲームを流用したものとなっているものがほとんどだが、ルールは専用のものが使われる。ここでは対戦仕様のルールを記述することとする。基本的にコンピュータ操作キャラなどはいないため、参加したプレイヤー同士のみでの対戦となる。詳細を設定した上で個別にミニゲームを指定する勝負と、複数のミニゲームの総合成績で優勝を決める勝負が可能。
- シューティング
- プレイヤーごとに画面が分割され、「タマゴばきゅーん」のルールで直接戦う(くちばしスピアーも使用可能)。ステージは「ターゲザンのしんでん」「へいきそうこ」「クリンカーズのどうくつ」から選択可能で、どれも立体的に入り組んだ迷路になっている。
- キャラクター選択も可能で基本的に差異はないが、グランチルダ(速度が遅い)・ジンジョー(速度が速い隠しキャラ)という性能差のあるキャラクターもいる。複数のゲームを巡回する場合はバンジョーで固定。
- 登場アイテムは、タマゴ6種類、対戦専用のセンサーエッグ、一定時間透明になれる透明はちみつ。
- このミニゲームはさらに細かなルールを設定できる(詳細は以下の通り)。
- ノーマルマッチ
- ダメージを与えて倒すことでポイント加算。グランチルダは体力が倍で、ジンジョーは体力が半分となる。ゲームの長さは、時間制(5分・10分)・撃破制(10回・20回)から選択可能。
- 使用できるタマゴに制限をつけることもできる。「わんさか(制限なし)」「H&C(ノーマル・ファイアー・アイス)」「こっそり(ノーマル・ファイアー・センサー)」「ベイビー(ノーマル・アイス・ベイビー)」「バクレツ(ノーマル・アイス・爆弾)」からの選択。
- ワンヒットマッチ
- ノーマルマッチと同じだが、ダメージを受けると即死する。複数のミニゲームを巡回する場合はこのルールとなり、制限時間2分・タマゴの種類制限はない。
- 4ダースマッチ
- 補充不可のノーマルエッグ48個を持ってスタート。攻撃がヒットすればポイント加算、体力は無限。時間は5分で、時間切れか全員のタマゴが尽きると終了。
- トリトリマッチ
- 2チーム戦。チームの人数構成は変更可能。それ以外は全てノーマルマッチに準ずる。
- チキンマッチ
- 2チーム戦。鬼(逃げる側)とそれ以外(追う側)に分かれる変則ルール。
- 鬼は1人のみで、体力無限・タマゴは補充不可のアイスエッグ25個を持ってスタート。攻撃されていない間だけ時間と共にポイント加算(他のプレイヤーが多いと加算スピードが速くなる)。
- 他の全員がそれ以外のチームとなり、ダメージを受けると即死、タマゴはノーマルエッグ無制限。鬼を攻撃するたびにポイント加算。
- キックボール
- 正方形のフィールドに出現するボールを、自分や相手のゴールに入れてポイントを競う。ボール、黄(+2ポイント)・赤(−1ポイント)・爆弾(相手に当ててしばらく動きを止める)の3種類。光るボールは得点の増減が倍。ポイントはいくら減ってもマイナスにはならない。制限時間は1分。
- マヤヤンキックボールでは高得点の、コロシアムキックボールでは低得点の者が勝ち。
- ぶっつけカート
- 正方形のフィールドに出現するツウィンクリーズ(電球)を、カートに乗って集めた数で勝敗を決める。色ごとにポイントが違い、赤が1点、緑が2点、青が3点。制限時間は1分。
- リングホッパー
- やや広いフィールドに出現するリングを、カズーイを操作してくぐった数で勝負する。これも赤が1点、緑が2点、青が3点なのだが、後者ほどリングが小さい。20秒間有効のターボシューズも使える。制限時間は1分。
- バルーンゲーム
- 飛行状態にて、次々と現れては上昇して消える風船をタマゴで撃った数で競う。赤が1点、緑が2点、青が3点だが後者ほど消滅しやすい。金色のタマゴを使用し、赤いハネも無制限。制限時間は1分。
- せんすいかんシューティング
- 潜水艦を操作して、相手を射撃した数で競う。魚雷を無制限に搭載している。ルールは撃破制・時間制から選択可能。
- チョンパのおなか
- プレイヤーごとに画面が分割され、「タマゴばきゅーん」のルールで戦う(くちばしスピアーも使用可能)。ただしターゲットはフィールドに出現するばい菌であり、赤が1点、緑が2点、青が3点となる。
- ツウィンクリーズ・ゲーム
- 正方形のフィールドに出現するツウィンクリーズを集める勝負。ポイントは赤が1点、緑が2点、青が3点だが、多く持つほど重量のため動きが鈍くなる上、フィールド上部の集計所に渡さないと得点にはならない。リングホッパーと同じくターボシューズが利用できる。制限時間は1分。
- ゴミばこチャレンジ
- 凹凸の地形をしたフィールドで、次々現れるばい菌をカズーイ単体で倒した数で勝敗を決する。赤が1点、緑が2点、青が3点。直接攻撃しても良いが、ノーマルエッグが無制限に使用可能。制限時間は1分。
- みつばちシューティング
- 蜜蜂に変身して、空を飛びながら互いに針を発射して撃ち合う。針の使用に制限はなく、ルールは撃破制・時間制から選択可能。
- タワー DE クイズ
- 本編に関する様々な問題に答えていくクイズ対決。ルールは早押しで、制限時間3分以内に得点が最も多かった者の勝ち。正解・誤答により得点が増減し、通常は±2点・他人の誤答後は±1点。通常の問題と映像問題がランダムで出題される。1問ごとに5秒以内に答えなければならない(ボタンを押すとカウントが5秒に戻る)。なおプレイヤーが足りない場合でもコンピュータが担当する。
主なスタッフ
- Ed Bryan, Will Bryan, Kieran Connell, Salvatore Fileccia
- Steven Hurst, Grant Kirkhope, Paul Machacek, Steve Malpass
- Gregg Mayles, Steve Mayles, David Pashute, Andy Pollington
- Chris Sutherland, Mark Wilson
隠し要素
このゲームには普通にゲームを進めていくだけでは遊べない仕掛けが用意されている。
内容は、オープニングで殺害されたボトルズの魂が悪魔となってバンジョーに取り憑き、近くにいる敵キャラクターをコントローラー2で操作可能な、いわば「2人同時プレイ」モードであった。バンジョーを中心として周辺にいる敵キャラクターをレーダーで映し出し、それを見ながらプレイヤー2は敵キャラクターを巧みに操りながらバンジョーの冒険を妨害することができる。妨害するかはプレイヤー2の自由であるため、操作次第では難易度の大幅な上下が可能である。操ることが可能なのは基本的に雑魚キャラクターのみで、ボスがいるフロアでは一時的に消滅してしまう。例外としてミンジェラやブラウベルダは雑魚ではないが操ってクイズに参加ができる。ただしデバッグが十分に行われてはおらず、なおかつプロアクションリ プレイなどを使う必要性がある。
ただし普通にゲームをプレイしていても、前述の「タワー DE クイズ」の解答選択肢にランダムで表示されるキャラクターの顔グラフィックに、この悪魔ボトルズが出てくることはある。
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